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最近読んだ本

続いて、新書です。

断る力 (文春新書)

勝間 和代 / 文藝春秋



まずは、勝間さんの新刊【断る力】。

この本では、断ることをしないことが、いかに私たちの生産性の向上を阻害し、成長を阻害し、ストレスをためるということを説明しています。そして、どうやったら断る力を身につけられるか、具体的な訓練方法まで説明していきます。(原文ママ)

感想は、、、確かに、と思える内容ですが、節々の言葉は強めに書かれていると思うので、そんな言われてもさ~って感じる人もいるはず。。

何事も鵜呑みにせず、ちゃんと考えていくことが大事ってこと。そして、まずは実践してみる。その姿勢は必要ですよね。

文中に、同調傾向の強い人(シゾフレ人間)、自分の考えを中心にする人(メランコ人間)の診断テストについて書かれています。
シゾフレ人間度が高い人は、断ることについて、やりにくい傾向にあるといえるそう、、、

で、やってみました。

■結果 メランコ度 56% シゾフレ度 12%
※ややメランコ的なところがあります。
 どちらかというとしっかりとした自分を持っている人です。
まわりの意見を聞きながら、自分の意見を崩さないで、よりよい自分にしていくためには、有利なスタンスにあると言えます。
他人の意見に流されず、多少にしっかりしたところがありますが、まだまだ自分へのこだわりも強く、ちょっとしたところでトラブルが起きるかもしれないので要注意。

とのこと。。うーむ。

断るといえば、やや強く、どちらかというとネガティブな言葉かもしれないけど、より深く考える力を養おうってことですね、。ちがうかな。。

そんで、

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)

細野 真宏 / 扶桑社



経済のニュースがよくわかる本シリーズを読んでて、細野さんの本はわかりやすいなぁと思ってたんですが、、この本は、目から鱗です。

特に、題名にもなってる年金の件。

将来年金はもらえない。だって納付率が6割(未納が4割)だと、払う金額が増えるだけで、まわってこないよね、、ってイメージでいましたが、、、これは大きな間違いでした。

簡単にいうと、国民年金には、

【第1号】自営業者や学生とか
【第2号】会社員や公務員とか
【第3号】(第2号)の妻とか

の区分がされているんですが、、この納付率6割(未納4割)っていうのが、その【第1号】に関してのことであって、つまりは、未納者に関して言うと、全体納付率の5%にも満たないのだそう。

なんで、未納者が増えても年金制度においてしわ寄せがないし、まずは、もらえるってこと。

この事実、驚きです。(ぼくには。。)

ほかにも、サブプライムや税についても、書かれてます。

いいたいことは、(報道を)鵜呑みにせず、論理的に考えよう。ってことかな。

まさに、ニュースとか聞いてて、ふーん、そうか、で、終わっちゃうもんね、、そうではなくて、そうか、で、なんでかな?って、考えることが重要だということですね。

ま、詳しくは、読んでみましょう。
by morita79 | 2009-03-11 00:00 | 本のこと